捻挫は骨折よりも治り辛い?

新座市 スポーツでの怪我ならいのくち接骨院

 

おはようございます。いのくち接骨院です。

 

捻挫は骨折よりも厄介。こんな言葉を聞いた事は有りませんか?

この言葉あながち間違いでは有りません。

と言うのも折れた骨は必ずくっつきます。

折れた箇所や折れ方・年齢等により手術が必要となる場合も有ります。それでも折れた骨は必ず治ります。

もちろん折れた時は物凄く痛いですし、骨が修復されるまでの間固定をし、その後のリハビリも大変です。。。しばらく日常生活に支障をきたしてしまいます。

骨折=大けがです。

 

では捻挫はどうでしょうか?

もっとも多い足首の捻挫で考えてみましょう。

足首を捻った場合、足首を支える靭帯を損傷します。

靭帯とは骨と骨を繋ぐバンドのような物と思ってください。

捻挫の程度にもよりますが、靭帯が伸びる・もしくは部分的に切れてしまいます。(完全に靭帯が切れてしまった場合は手術が必要になります。)

損傷時痛みが有りますが、足を引きづりながらでも歩くことが出来るのが多くの場合で見られます。

この事から大した怪我では無いと思ってしまう方が多くいます。

しかし靭帯は非常に治りが悪く、一度のびたり切れてしまった靭帯は元に戻りません。

なぜならば靭帯は血流に乏しく、修復作用が弱いからです。

 

その為受傷後の固定や治療・リハビリがとても重要になってきます。

大した怪我では無いと思い固定や治療を疎かにする事で、靭帯の修復がより遅れてしまいます。

その為足首の動揺性(緩さ・不安定さ)が出てしまい、日常生活では問題ないが、運動すると何時までも足首が痛む。歩くと足首に違和感が有る等の症状が残ってしまいます。

またリハビリをしっかりと行わないことで捻挫の再受傷・足首をかばってしまい他の場所に痛みが出てしまう等のリスクが産まれます。

 

捻挫をしてしまったら、軽症だと油断せずしかっりと足首を固定しアイシングをしましょう。

腫れや内出血・関節のズレ等を治すためしっかりと治療を受けてください。

治った後は再受傷を避けるため足首・足底・股関節周辺の筋力トレーニングを行いましょう。

 

スポーツや日常生活への早期の復帰の為に捻挫=軽症と思わずしっかり治すようにしましょう!!