不全骨折

新座市 スポーツでの怪我ならいのくち接骨院。

 

おはようございます。いのくち接骨院です。

 

不全骨折。。。中々聞きなれない言葉だと思います。

一般的にヒビが入ったと言われる状態です。

骨の一部が損傷しているが、骨の連続性が保たれている状態を言います。

逆に骨の連続性が完全に断たれた骨折を完全骨折と言います。

 

不全骨折(ヒビ)は幼児・小児に多く発生します。

幼・小児の骨は非常に柔軟性が高く、骨膜(骨の表面を覆う膜)が厚いため不全骨折になる場合が多くあります。

 

折れ方により幾つかの種類が有ります。

・亀裂骨折 いわゆるヒビが入った状態。肩甲骨や頭蓋骨に発生する。

・若木骨折 幼・小児の鎖骨や前腕骨に発生。折れ方が若木を折り曲げた状態に似ている。

・陥凹骨折 若木骨折の一種で完全骨折の場合陥没骨折と呼ばれる。

・竹節状骨折 圧迫により骨の一部が押しつぶされ隆起し竹節状になる。

・骨膜下骨折 骨質は完全に離断しているが、骨膜が離断されていない物。

 

ヒビが入っただけと言えば軽症の様に感じますが、この様に骨は損傷します。

軽症と判断せずしっかりと治しましょう!