剥離骨折

新座市 スポーツでの怪我ならいのくち接骨院。

 

おはようございます。いのくち接骨院です。

 

剥離骨折。聞いたことの有る骨折だと思います。

ではどのような骨折なのでしょうか?

 

剥離骨折とは筋・腱・靭帯などの牽引力により、付着部の骨が引きはがされて骨折するものを言います。

幾つか例を挙げて行きます。

足首を捻挫した際に靭帯に引っ張られ、外くるぶしに剥離骨折が起こる。

 

足首を捻挫した際に短腓骨筋の牽引力により第五中足骨に起こる(下駄骨折)

 

小児期の投球障害である内側上顆下端の剥離骨折(リトルリーグ肘)

 

骨盤部は特に剥離骨折が起こりやすい。

 

腸骨稜剥離骨折 体をねじる動作で発生。外腹斜筋の作用で腸骨稜前方に起こる。バッティングで空振りした際に起こりやすい。

 

上前腸骨棘剥離骨折 縫工筋・大腿筋膜張筋の牽引力により発生。短距離のスタート時の後ろ脚に起こりやすい。

 

下前腸骨棘剥離骨折 大腿直筋の急激な収縮・伸長により起こる。サッカーのキック動作等。

 

坐骨結節剥離骨折 ハムストリングスや大内転筋の牽引力により発生。ハードルやチアリーダーの開脚等。

 

以上のように剥離骨折は色々な場所で起こりえます。

骨盤帯の剥離骨折やリトルリーグ肘は使いすぎや、強い筋緊張等で起こるリスクが有ります。

予防として日頃から入念なストレッチや適切な休息を取るようにしましょう!!