肘関節

新座市 スポーツでの怪我ならいのくち接骨院。

 

おはようございます。いのくち接骨院です。

 

肘関節は上腕骨・橈骨・尺骨からなる複関節で3つの関節で形成されています。

1 腕尺関節 上腕骨滑車と尺骨の滑車切痕からなる蝶番関節。屈曲・伸展を行う

2 腕橈関節 上腕骨小頭と橈骨頭上面からなる球関節。屈曲・伸展。前腕の回内外を行う

3 上橈尺関節 橈骨の関節環状面と尺骨の橈骨切痕からなる車軸関節。前腕の回内外を行う。

 

これら3つの関節が1つの関節包に包まれており、3本の靭帯で補強されています。

1 内側側副靭帯 上腕骨内側上顆と鈎状突起・肘頭内側面を結ぶ。前斜線維・後斜線維・横斜線維が有り肘外反を抑制する

2 外側側副靭帯 上腕骨外側上顆と橈骨輪状靭帯・橈骨切痕後縁を結ぶ。肘内反を抑制する

3 橈骨輪状靭帯 橈骨切痕前縁から橈骨切痕後縁を橈骨頭を輪状に取り巻くように結ぶ。橈骨頭は輪状靭帯内で回旋運動を行う。

 

小児の肘関節で輪状靭帯が橈骨頭より逸脱(外れた)したものを肘内障と言います。

6歳くらいまでの小児の手を強く引っ張た時等に発生します。

小さなお子さんがいる方はお気をつけ下さい。