ヒポクラテス法(踵骨法)

新座市 スポーツでの怪我ならいのくち接骨院。

 

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ヒポクラテス法(踵骨法)は肩関節前方脱臼の整復法の一つになります。

 

1患者背臥位(仰向け)で整復者は患側に接して座り、足部を患側の腋窩に当て肩甲骨を固定します。

2両手で末梢を把握しゆっくりと外転・外旋位に末梢牽引します。

3足部を支点とし内転・内旋を加え整復する。

 

整復前に必ず動脈の拍動を確認します。

また骨折を伴っていないか。神経麻痺は無いかを確認します。

 

整復後の固定は肩関節軽度屈曲・内旋位にて固定します。

固定期間は30代以下では再脱臼の防止を考慮し5-6週の固定。

40代以下では関節拘縮の防止を考慮し3週間固定します。