膝蓋骨脱臼

新座市 スポーツでの怪我ならいのくち接骨院。

 

おはようございます。いのくち接骨院です。

 

膝蓋骨脱臼はスポーツ活動中に膝軽度屈曲外反・下腿外旋位となった際に大腿四頭筋の急激な収縮が加わり発生します。

その殆どが外側への脱臼となります。

膝蓋骨内側面の形成不全や膝蓋骨高位・関節の弛緩性が高い事が発生原因となり、女性に多く発生します。

殆どが自然整復されますが、一度脱臼すると内側膝蓋大腿靭帯の断裂や弛緩のため再発を繰り返しやすくなります(反復性膝蓋骨脱臼)。

 

初回脱臼時は膝前面の疼痛や腫脹が著名で、膝蓋骨の内側縁のに圧痛が有ります。

膝蓋骨は外側に変異し、やや傾いています。

反復性の場合、膝蓋骨を外方に変位させると脱臼しそうな不安感を訴えるapprehension signが陽性となります。

 

再発予防の為に内側広筋の筋力強化や外方への変位を抑制するためのテーピング・サポーターが有用となります。